おもちゃ・玩具とは |
おもちゃ(玩具)とは、遊びに使うための道具 対象物のことで、 「子どもの遊び道具」と言うのが一般的ですが、人間の子どもだけの物ではなく 大人やペット、野生動物もおもちゃで遊ぶことは珍しくないとの事です。
おもちゃの語源 |
手に持って遊ぶ、持て遊びと言っていたそうです。 その後、平安時代に「もち遊び」となり少しずつ変化していったとの事です。 持て遊び(古くは) ↓ もち遊び(平安時代) ↓ もちゃ遊び(近世) ↓ もちゃ(下略) ↓ おもちゃ(接頭語の「お」がついて)
おもちゃの歴史 |
おもちゃ(玩具)の起源は、非常に古く 古代文明の遺跡からも発見されているそうです。 何千年も前からおもちゃ(玩具)は存在していたと言うことですね!! 発見された物の中には、小さな荷車や鳥の形をした笛、張った糸を滑り下りる猿のおもちゃなども 見つかったそうです。今でも普通に遊んでいるおもちゃが遺跡から見つかったとは驚きでした。
日本最古のおもちゃは駒。平城京跡や奈良県藤原宮跡などから発見されたそうです。 平安時代には、30㎝くらいのお人形もあり流行病などの災いを代わりに受ける身代わりとして 儀式的なことにも使用されていたそうです。
明治には欧米玩具の輸入が始まり、ブリキ製金属玩具などが入り 教育玩具の出現もこのころからとの事。
大正に入りセルロイド製のキューピー人形が誕生し、めんこやベーゴマの流行もありました。
昭和18年は、愛国百人一首や、愛国いろはかるたなどが登場 同じく昭和25年から国内プラスチック製玩具の製作が開始 27年には、電動玩具第一号のセダン型自動車、上飛飛行機も登場 昭和には、まだまだ沢山の玩具が登場し、ミルクのみ人形、ラジコン、バドミントン、 国産プラモデル、野球盤、フラフープ、国産ミニチュアカー、ビニール人形ダッコちゃん、 着せ替え人形リカちゃん、鉄腕アトム、鉄人28号、スーパーボールはアメリカから渡来、 ボーリングゲーム、オセロゲーム、ジグソーパズル 昭和52年に自動販売機によるカプセル玩具の発売が開始、 昭和56年には、チョロQ登場などなど
昭和の終わりから平成にかけては、デジタルなおもちゃが増え家族で楽しめる テレビゲーム、ファミコンやカードゲームなどが多くなってきました。 平成8年には、たまごっちなどのキーチェーンゲームがブームとなりました。 現在も、テレビゲームや携帯ゲームはどんどん進化を遂げているようです。
子どもが豊かに成長し発達していくには「遊び」がとても重要な役割を担っていると思います。 子どもだけではなく、大人もペットも自然界に生きる動物にも遊びの中でおもちゃを使い、 成長していくような気がします。
年代別に流行したおもちゃ達 |
1950年代
- 1952年 セダン型自動車 - 電動玩具第一号
- 1954年 ミルク飲み人形 - 現在の人形遊びの元祖。
- 1958年 野球盤 - エポック社創立と同時に発売されたゲーム。
- 1958年 フラフープ - アメリカで大流行したことを受けて、東京都の各デパートで一斉に販売が開始
- 1959年 国産ミニチュア・カー - 国産最初の本格的ダイキャスト製ミニカー
1960年代
- 1960年 ダッコちゃん - 空気で膨らませるソフトビニール人形
- 1961年 プラレール - 鉄道玩具。青いプラスチック製のレールの上を、電池で走る3両編成の列車。 レールのサイズは50年たった現在も変わっていないそうです。
- 1962年 歩行人形 - 手を引いて歩かせる人形。 右足が接地すると左足が上がる動作が交互にくり返され 一歩ずつ前進する半自動歩行する人形
- 1962年 スリンキー - ばね状に加工したシンプルな玩具で、とても面白い動きをするのが特徴。 階段から落とすと一段ごとにばねが伸縮し下りていく。
- 1965年 スーパーボール - 大きさは、ほぼ5cmで材質は車のタイヤなどを作るポリブタジエンラバー。
- 1967年 リカちゃん人形 - 着せ替え人形玩具、フルネームは香山リカ。 小さな女の子の手の平の中に収まる身長21cmという大きさと 当時流行していた少女漫画のヒロインのような顔立ちで、 日本人でも外国人でも通用する名前をということでリカとなった。
- 1968年 人生ゲーム - 自分のピンを刺した自動車型のコマとボード上の立体的な山や建物、 ドル札を模したおもちゃの紙幣のやり取り、サイコロの代わりに回すルーレットは 画期的なものとして受け入れられ「人生ゲーム」は子供から大人まで夢中になった。
- 1969年 ママレンジ - クッキングトイ・シリーズ。 システムキッチンのガスコンロを玩具で再現したもの。 家庭用電源を使い付属のフライパン上で 直径10cmのホットケーキを焼くことができる。
1970年代
- 1970年 トミカ - 老若男女ともに愛されスーパーカーブームのおとずれとともに 大ヒットとなった。可動アクションと、車軸のピアノ線を用いた 擬似的なサスペンションが設けられていることが大きな特徴。
- 1973年 オセロ - 2人用のボードゲームで交互に盤面へ石を打ち、相手の石を自分の石で挟むと 自分の石の色に変わる。最終的に石の多い側が勝者となる。
- 1974年 ゲイラカイト - NASAの科学者の設計によるゲイラカイトは誰でも簡単に揚がり、 大きな目のデザインもインパクトがあった。
- 1974年 ローラースルーGOGO - プラスチックの車輪にソリッドラバータイヤを着けており、 ブレーキレバーを握ると後輪のタイヤ表面に鉄のパッドを押し当てて制動する。
- 1974年 モンチッチ - 顔と手、足の部分はビニールで、胴体はぬいぐるみ。
- 1977年 スーパーカー消しゴム - 消しゴムを自動車の形に成型したもので名称は消しゴムですが、 字を消す道具としてはあまり使えない。大きさは全長3cm程度でカラフル。 はずれ商品として自社の自動販売機(カプセル式ガチャガチャ)で 販売しブームとなった。
- 1977年 カプセルトイ - 小型の玩具をカプセル型の手動式自動販売機。 何が当たるかわからないドキドキ感とバリエーション豊富な中身で現在も人気。
- 1979年 インベーダーゲーム - 画面上方から迫り来るインベーダー(敵キャラクター)を移動砲台の自機で撃ち 全滅させることを目的とするシューティングゲーム。 喫茶店やスナックのテーブルの多くがインベーダーゲーム用のテーブルに変わった。
1980年代
- 1980年 ルービックキューブ - ハンガリーの建築学者エルノー・ルービックによって考案された立方体パズル。 ルービックキューブの愛好家は日本ではキュービストと呼ばれる。 現在ではルービックキューブでいかに早く全面の色を統一できるかを競った大会もある。
- 1980年 ゲーム&ウォッチ - 任天堂が1980年より発売した携帯型液晶ゲーム機。 ゲームをしない間は時計として使え、これが商品名「ゲーム&ウオッチ」の由来
- 1981年 ガンプラ - アニメ作品の機動戦士ガンダムやガンダムシリーズにおいて、モビルスーツや モビルアーマーと呼ばれるロボット等や艦船を立体化したプラモデル。 ガンダムのプラモデルの略称。 ガンプラは日本のプラモデル史上最大のヒット商品で現在も根強い人気である。
- 1981年 チョロQ - タカラ製のミニカーの一種。3x4cm四方程度の大きさで、 主にぜんまいばねで駆動する。 名前の由来はチョロチョロ走るキュートな車の略からきている。
- 1983年 ファミリー・コンピュータ - 任天堂より1983年7月15日にされた家庭用ゲーム機。 ゲームソフトはポパイ、ドンキーコング、ドンキーコングJr、 追加投入されたアーケードからの移植作 マリオブラザーズはこの時から人気シリーズとなった。
- 1983年 キン肉マン消しゴム - 漫画キン肉マンに登場する超人の形を模した人形。通称キン消し。
- 1985年 ビックリマンシール - 10代目の悪魔VS天使シールが1985年に発売され、一大ブームになり スーパーなどではビックリマンを求める人がレジに殺到し 一人三個までなどの購入制限があった。
- 1985年 SDガンダム - ガンダムシリーズに登場したメカや人物などを、 頭が大きく手足が短い低頭身で表現したキャラクター。
- 1987年 トランスフォーマー - 変形ロボット玩具シリーズの総称。 ハズブロやマーベル・コミックとの連携により設定が作られ、 世界的な商業展開が行われている。
- 1989年 ゲームボーイ - 1989年4月21日に任天堂が発売した携帯型ゲーム機。 ゲーム&ウオッチの次世代ゲーム機器として発売
1990年代
- 1990年 クレーンゲーム - ボタンやジョイスティック操作でクレーンを動かし 景品をつかんで獲得するゲーム。ゲームセンター、スーパーマーケット、 レストラン、映画館などに設置されている。
- 1996年 たまごっち - 1996年11月23日にバンダイから発売された携帯型キーチェーンゲーム。 キャラクターにえさを与えたり、糞掃除をしたり遊んだりしながら育てていく。 特に女子高生をメインターゲットとして発売、マスコミの煽りもあり 異常人気となり入荷すると同時に完売。簡易育成型ゲームの先駆けである。
- 1999年 AIBO - ユーザーとのコミュニケーションで成長する、 子犬に似せた動作をする4足歩行が可能なロボット。
2000年代
- 2001年 ベイブレード - 1999年7月にタカラから発売された現代版ベーゴマ。
- 2002年 バウリンガル - マイクで捕らえた犬の鳴き声を本体に転送しリアルタイムで分析し、 日本語に訳された感情表現を本体の液晶画面に表示する。 犬とのコミュニケーションツール
- 2003年 甲虫王者ムシキング - トレーディングカードアーケードゲーム。
- 2004年 ニンテンドーDS - 2004年から世界各国で発売した携帯型ゲーム機
- 2007年 ∞プチプチ - プチプチつぶしの感覚を疑似体験でき、 粒が減ることがなく何度でも繰り返し押すことが可能な玩具。
2010年代~現在
ナノファルコン 、城ラマ、妖怪ウォッチ、3Doodler、ミニドローンRolling Spider、 3Dラテメーカー アワタチーノ、まわしてまわしてまるごとプリン、 キネティックサンドなどなど、他にも数え切れないほどのおもちゃ(玩具)達が誕生しています。
オークションなどで取引されているもので、昔の玩具などがあります。特にブリキのロボットは世界でもコレクターが多いようです。コレクターの方々が落札された物でここ10年の間で最高値がついているのは、ブリキ製玩具 T・N製 鉄人28号で落札価格は200万以上でした。
その他、米澤玩具のゼンマイ付ロボット、ブリキロボット、アサヒ玩具のブリキの自動車、ブリキのおもちゃ、テレビアニメのキャラクター、タイガーマスク、仮面ライダー、ウルトラマン、鉄腕アトム、パーマン、怪獣などのソフビ、鉄道模型などなど・・・
もともと子供向けに製造、販売されたおもちゃですが、時間がたってそのおもちゃが大変な高値で取引されることがあります。当時の子どもが大人になって、昔は買えなかったけど今ならと 大人買いしたり、コレクターの収集対象になったりするのがその理由です。押し入れの奥にしまってあるあなたのおもちゃも、もしかしたら高値で取引される物があるかも・・・箱、付属品などが揃っていると高値になる可能性も高まります。
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