レプリカとコピー品の違いは何?- コピー品とは
市場に出回っているブランド品や骨董品、美術品、家具など、様々な分野にレプリカが存在します。レプリカもコピーも実物では無いのですが、このふたつの言葉の扱いは異なります。では、レプリカとコピーではどこが違うのでしょうか?今回はコピー品とはどういうものを言うのかについてご紹介させていただきます。
美術館で堂々と展示されるレプリカって?
美術館でも堂々とレプリカが展示されています。徳島県の鳴門市にある「大塚国際美術館」は、全ての展示品がレプリカです。この美術館には、本物は一つもないそうです。レプリカ美術館ですが、特殊技術を用いて原寸で陶器に焼き付けたユニークな展示が人気です。
レプリカは、展示用として製作され、オリジナル作品が破損したり、過去にはあったが紛失してしまったり、保管・保存が難しく、展示が難しい場合にも採用されています。レプリカのほうが、出来がよい場合もあり、作品そのものを楽しむなら、本物でもレプリカでも、レプリカとわかっているなら、利用価値も高いものといってもいいでしょう。
レプリカは、偽物とは違い限りなく本物に近い作品になります。徳島県の鳴門市にある「大塚国際美術館」でも、全ての展示品をレプリカとしています。本物がなくなれば、レプリカがその姿を証明してくれます。レプリカがなければ、過去には確かに存在した骨董品も、表現できないのかもしれません。
コピー品とは
意図して何かに似せた商品のことです。デットコピー。合法のものと違法のものがあり、他社の人気商品に、意匠、商標などを似せています。ブランドの商標を似せる場合、偽ブランド商品とも呼びます。または、自然物あるいは自然物の加工品、たとえば食品や宝石などに似せた人造製品も、コピー商品と呼ぶ。物品の種類により、コピー食品、コピー車などとも呼ばれます。
コピー製品には、誰が見ても偽物だと分かる物から、材料の質、機械の性能が本物と同等で精巧に作られた物まで、ランクがあります。精巧なコピーの代名詞である「N品」と言われるものでも、本物の仕上げには及ばないため、見分け方を知っている人ならば偽物だと分かります。あなたがコピー製品を持ち歩いていたら、必ず誰かがコピーだと見破っています。
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2017年08月21日