ブランド腕時計発祥地

高級時計といえば、どこの国が頭に浮かぶでしょうか？

一番に思い浮かぶのはスイスでしょうか。
数多くの有名時計ブランドはスイスで生まれました。

スイスの著名なブランドには次の様なものがあります。

・パッテックフィリップ
・ヴァシュロンコンスタンタン
・ブランパン
・オメガ
・タグ・ホイヤー
・ブライトリング

世界で最も有名なロレックスはイギリスにて創立されましたが、
後にスイスへ本社を移転しています。
宝飾ブランドが母体であるカルティエはフランス、ブルガリはイタリアのブランドです。

クォーツ時計の発売

1969年日本を代表する時計メーカーであるセイコーは世界初のクォーツ時計を発売、スイス大時計産業へクォーツショックをおこさせました。

正確な時間を刻む上にお手頃な価格のクォーツ時計の発売は、
非常に高価な機械式高級時計製造を中心とするスイス時計産業界へ多大な影響を与え、たくさんの時計メーカーが事業縮小や倒産に追い込まれ、中にはクォーツ時計製造への転換を余儀なくされたメーカーもありました。

現在でも世界で製造される時計の9割以上はクォーツ時計です。時計専門誌などで取り上げられている高級機械式時計の製造は1割以下になります。

国産腕時計パーツ

海外では人気の高いセイコー・シチズンですが、海外の高級機械式時計とは反対に時計専門誌にとりあげられることはあまりありません。その上、国産の高級機械式時計をお求めになる人が非常に少ないのが現状です。

しかしながら、たいへん人気の高い海外ブランド高級機械式時計に使われているパーツの1部は国内生産だということを皆さんはご存知でしょうか？その国内生産パーツとは、サファイア風防(文字盤と針の保護ガラス)と、いうものです。

時計の風防にはサファイアガラス製、プラスチック製、ミネラルガラス製の3つがあります。
そして、殆どの海外ブランド高級機械式時計はサファイアガラスを採用しています。

サファイアガラス

サファイアガラスとは、合成サファイアで作られた無色透明のガラスです。ダイアモンドの次に硬い硬度9の傷つきにくいガラスですが、加工が非常に難しく品質管理がたいへん困難は商品です。このサファイア風防の全世界の5割を信光社という日本のメーカー製造しています。そして海外の2次加工メーカーを通じスイスの高級時計全体の約3割、国内は殆ど独占しています。日本で最も人気のあるロレックスも信光社のサファイア風防を使用しているといわれています。

不純物・欠陥のない無色透明の合成サファイアを作ることはたいへん難しく、その上、円盤状にするために棒状の合成サファイアを均一にスライスできる特殊な技術を持つメーカーは世界に数社しか存在しないと言われています。その数少ない業者の1つが日本のメーカーということになります。

また、機械式時計に無くてはならないヒゲゼンマイというテンプの振動を制御するパーツは、ヒゲゼンマイ専門メーカーのスイスのニヴァロック社と日本のセイコー、この2社でしか世界で製造されていません。

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ブランド腕時計の買取りについて

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