グランドセイコー(Grand seiko)の腕時計の歴史について
日本の時計ブランドとして知られているセイコー。そのなかでも最高級ラインである「グランドセイコー」には、さまざまな魅力があります。
そのひとつが、ムーブメントと呼ばれる時計の駆動形式です。グランドセイコーには3つの駆動形式があり、それぞれに独自の特徴があります。
ここではそのムーブメントについて解説をしていきます。
ムーブメント其の1 ～9Fクォーツ～
こちらはクォーツの上位互換とされており、世界から高い評価を得ています。通常のクォーツ式時計が月差±15～±30秒ほどなのに対し、9Fクォーツ式時計は年差±10秒ほどしかありません。
ほかにも、針の精度を高める機構を搭載し、壊れにくい設計になっており総合的に高い水準にまとまっています。
ムーブメント其の2 ～9Sメカニカル～
こちらは機械式とクォーツ式の特徴を持つ、セイコー独自の駆動機構です。両者の良いとこ取りをした時計で、衝撃に強く精度が高いという特徴があります。
その精度は月差±15秒ほど。機械式時計では日差±15秒は当たり前ですので、圧倒的な精度だと言えます。
デザインが多いのも特徴のひとつです。スプリングドライブは、機械式と同等のトルク（針を動かす力）があります。そのため、さまざまな質感の針を乗せることが可能となり、それがデザインの幅広さにも繋がっています。
それぞれのムーブメントに特徴があり、グランドセイコーの技術力を見ることができます。ぜひ腕時計を選ぶ際の参考にしてください。
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