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銀アクセサリーの制作過程や歴史をご紹介!

貴金属のひとつとされている銀(Silver)はブランドジュエリーなどの装飾品、貨幣、電子部品、食器などに幅広く使われています。

主な産出国としてはペルー、メキシコ、チリ、中国、ロシアなどが挙げられます。

今回は素材としての銀についてご紹介いたします。

銀の種類・分類・品位

SV1000(Silver 1000)

銀1000は銀含有率100%の純銀を言います。

SV999(Silver 999)

銀999は銀含有率99.9%の純銀に大変近い品位です。トリプルナインとも言われます。

SV958(Silver 958)

銀958は銀含有率95.8%でブリタニアシルバー(Britannia)と呼ばれ、17世紀から18世紀ごろイギリスで使用されていた銀の規格です。

SV950(Silver 950)

銀950は銀含有率95.0%でこのなかには原産国によってメキシカンシルバーとも呼ばれ銀もあります。

SV925(Silver 925)

銀925は銀含有率92.5%で11世紀のイギリスで作られた銀の規格です。12世紀銀貨を鋳造したスターリング家にちなんでスターリングシルバーと呼ばれている、有名な品位のシルバーです。

SV900(Silver 900)

銀900は銀含有率90.0%で主に銀貨の鋳造に使用されている品位の銀です。

SV833(Silver 833)

銀833は銀含有率83.3%でオランダで使用されている標準的な銀の品位です。

SV826(Silver 826)

銀826は銀含有率82.6%でデンマークで使用されている標準的な銀の品位です。

SV800(Silver 800)

銀800は銀含有率80.0%で主にドイツなどの伝統的な銀食器に使用されている標準的な銀の品位です。

銀アクセサリーができるまで

デザイン画

銀アクセサリーのデザイン画はデザイナーまたは細工者が描く二通りがあります。

デザイナーが描く場合は、細工者にデザインのイメージが正確に伝わる製図を描かなければなりません。

またデザイン通りに製作したアクセサリーが実際に強度的に長期の使用に耐えることも重要。

デザイナーは製作のこともしっかり分かっていないと務まりません。製作もできるデザイナーであることが理想です。

デザインの原型制作

量産する銀アクセサリーはまず原型制作からはじまります。

原型はおもにワックスつくるか原型用合金で作られます。量産される物の場合、この段階でコストパフォーマンスも考えるようです。

デザインのキャスト工程

原型から今度はゴムの型を取り、その後ワックス型を取ります。

量産する分の方から鋳造することになりますが、それぞれに問題が生じるおそれがあるようです。

アクセサリーへの石留め

宝石が施されたアクセサリーをよく見ますがその宝石をつける工程を石留めというそうです。

この工程は宝石を貴金属という異質の物質へ設置することになりますので、それぞれの硬度や溶解度など、専門的な知識を必要とし、石留を行った技術者の力量によって宝石の映え方も変わってくるようです。

銀の発見と製品化の歴史

銀の発見と流出の起源

銀の装飾品の最古のものは、古代メソポタミア文明のシュメール人の都市であるウル埋葬遺跡群の中から発見されていることから、銀の産出・加工は紀元前2600年頃から始まったとされています。

16世紀に入り当時『新世界』と呼ばれたメキシコで大銀山が発見され、大量の銀がヨーロッパに流出したのをきっかけにヨーロッパで急速に広まりました。

やがて世界中に銀はシルバー製品として出回り発展していくこととなります。

アメリカインディアンの装飾品としての銀

銀アクセサリーというとアメリカインディアンの身につける装飾品を思い起こす人も多いでしょう。

実際に銀に装飾を施す技術の発展の上で彼等の存在は欠かせません。

彼らの手によって17世紀頃ヨーロッパの銀貨が主に装飾品として浮き彫りや叩き出し、金銀線細工などの加工を施されました。その技術こそが今日の銀アクセサリー加工の土台となったのです。

採掘精錬技術の発達とともに銀の宝飾品は19世紀になってさらに手ごろで身近な存在となっていきます。

ネックレスからスプーンまで銀製品の拡大

世界で初めて純度925の銀を使用した銀アクセサリーを販売したことで知られる名門ジュエラー『ティファニー』が登場するのも19世紀頃です。

20世紀に入りダイアモンドをはじめ高級宝石にプラチナが使われ、その地位を取って代わられた銀ですが、第二次世界大戦後は軍事関係などの発展による需要が増加しました。

戦前までは生産量のほうが需要量より勝っていましたが、このような事情で銀の需給の関係が逆転しました。

ヨーロッパの中でも伝統的に最も銀細工の盛んなイギリスでは、スプーンなどの食器に使われ、銀製品を用いた生活は一種のステイタス・シンボルでありました。

このように銀は宝飾だけでなく、幅広い用途に使われていたのです。



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