資産価値が高いアクセサリーの代表・喜平ネックレスとは
喜平ネックレスと言えば、バブル期の日本で人気があった貴金属のひとつです。
バブル崩壊後、喜平ネックレスには「ださい」「強面の人が好んでつけていそう」「成金っぽい」といったネガティブなイメージがついてしまいました。
しかし近年では、資産価値が高いアクセサリーとして再評価され、再び注目を集めています。
この記事では、喜平ネックレスが「なぜ、資産価値が高いのか?」を解説しますので、興味のある方はぜひご一読ください。
喜平ネックレスとは
喜平ネックレスで資産価値として人気の素材は金やプラチナです。
なかでもK18やPt850が主流になります。
K14やK10、Pt900やPt950、Pt1000などの素材で加工されている物も多いです。
取り扱いは難しいですが、K24や純銀でできたものもあります。
アクセサリーの特徴として、楕円形の小豆チェーンを90度に捻りを加え、表面を平たくしたような形です。
上記のように平たく、平面加工された金属のチェーンの総称を「喜平」と呼びます。
この同じ方向のチェーンによってなめらかになり、カット数が多いものほど素材特有の輝きが増すアクセサリーです。
「喜平」の名前の由来には、諸説あります。
1つ目は、鈴木喜平という名前の職人がデザインしたから「喜平」と呼ばれる説です。
2つめは、アメリカ南北戦争の頃使用していた騎兵チェーンが、日本に入って来るときに喜平チェーンへと名前が変更になったという説があります。
19世紀のアメリカ南北戦争の頃には、サーベルを腰につけるために金属のチェーンを使用していました。
この金属チェーンが喜平のデザインと酷似しており、やがて、乗馬に使う「くつわ鎖」と同等の意味を持ちます。
その結果、海外では喜平チェーンの呼び名は、くつわ鎖の英語名「カーブチェーン」です。
喜平の資産価値は、なぜ高いのか?
喜平アクセサリーには、ネックレス以外にもブレスレットやアンクレットがあります。
使用されている材質が金やプラチナを使用しているため、装飾品としての価値だけでなく、金やプラチナとしての価値が大きいです。
喜平の貴金属は、購入者にかなりのメリットがあります。
一般的なジュエリーは、ダイヤの加工や合金をして強度を固くするため、生産コストが高くなり、その結果販売価格も上がる傾向があります。
一方、喜平はシンプルなデザインで加工されており、流通にかかる費用を抑えることができるため、ジュエリーのなかでは比較的安価です。
地金としての相場価格に近い価格で購入ができ、地金の価値が高騰すれば、その分資産価値を上げられるのがメリットです。
まとめ
バブル崩壊後、一時人気が落ちてしまった喜平のアクセサリーですが、多くの芸能人が身に着けていることや資産価値が高いことから再び人気を集めています。
経年による劣化や流行による価値の低下もないことから、資産としての価値を保ちながら長く愛用できるアクセサリーとしておすすめです。
もし、資産価値がある物の購入がしたいのならば、喜平の貴金属を検討してみてはいかがでしょうか。
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