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エルメスのケリーとバーキンの違いとは?デザイン・価格・人気を徹底比較

1837年、フランスのパリで産声を上げたエルメス。今や世界に名高いハイブランドのエルメスが展開しているバッグといえば、「バーキン」と「ケリー」が有名です。

デザインや機能性、価格など数多くの違いがありますが、どちらもエルメスを代表するバッグとして世界中で愛されています。

そんな「バーキン」と「ケリー」は、実はどちらも有名女優の名前が由来です。

この記事では、バーキンとケリーの誕生の背景から、デザイン・サイズ展開・価格の違い、さらには人気や資産価値について詳しく比較していきます。

これからエルメスのバッグを購入しようと考えている方や、違いを詳しく知りたい方は必見です。

どちらも有名女優が起源だった!?

エルメスの「バーキン」と「ケリー」は、どちらも世界的に有名な女優の名前が由来です。

バーキンはカジュアルで機能的、ケリーは洗練されたエレガンスを体現するアイテムとして、それぞれファッション業界からは評価されており、時代を超えて愛され続けています。

この両者の方向性の違いは単なるブランドネームではなく、名を冠した女優たちのライフスタイルや個性を反映したものです。

まずは、それぞれのバッグがどのようにして誕生したのか、その背景を詳しく解説します。

バーキンの起源

「バーキン」は、イギリス出身の女優であり歌手でもあるジェーン・バーキンの名前を冠したバッグです。

1981年、当時のエルメスの社長であったジャン=ルイ・デュマは、ロンドン行きの飛行機内で偶然バーキンと隣り合わせになりました。

彼女は普段から大きな籐のバスケットを愛用していましたが、そのバスケットは中身がよくこぼれ落ちる、入れたものが取り出しにくいなど機能性が悪いものでした。

バスケットの使い勝手に不満を感じていたバーキンは、隣に座っていたデュマに「使いやすい大容量のバッグがほしい」と話したと言います。

そんな彼女の要望を聞いたデュマは、そのニーズに応えるべく、収納力がありながらもエレガントなバッグのデザインをその場でスケッチしました。

このスケッチを元に、馬具の鞍を入れるためのバッグである「オータクロア」を原型とした新たなバッグが誕生しました。

このバッグは後の1984年にジェーン・バーキンの名前を冠した「バーキン」として正式に発売されることとなります。

ケリーの起源

「ケリー」は、ハリウッド女優であり、後にモナコ公妃となったグレース・ケリーに由来しています。

1930年代、エルメスの創業者ティエリ・エルメスの孫エミール=モーリス・エルメスの娘婿であるロベール・デュマは、新しいストラップ付きの女性用バッグをデザインし、販売を開始しました。

当時「サック・ア・クロア(Sac a Depeches)」と呼ばれた新発売のバッグは、ゆっくりとですが、確実に知名度を上げていく最中でした。

そんな新バッグの愛用者の1人が、グレース・ケリーでした。1956年、すでに公妃となっていたケリーは、パパラッチを避けるために、とっさに妊娠していたお腹を持っていたクロアで隠しました。

その写真が『LIFE』誌に掲載されたことで一躍話題となり、バッグの人気が一気に上昇しました。

人気の高まりを受けたエルメスは、モナコ公国との交渉の上、バッグの名称を彼女の名前にちなんで「ケリー」と改名しました。

以後、ケリーバッグはエルメスのアイコン的な存在となり、今日に至ります。

また、同様の形のバッグがさまざまなブランドから発売されるなど、女性用フォーマルハンドバッグとしての確固たる地位を築いています。

エルメスバーキンとケリーの違いとは

エルメスの「バーキン」と「ケリー」は、どちらも洗練されたデザインと職人技が光る高級バッグですが、元々のコンセプトの違いから用途や持ち方、ターゲット層に大きな違いがあります。

価格や人気カラーの違いなども含め、詳しく比較していきます。

デザインの違い

2つのモデルを比較したとき、そのデザインの違いは最も大きなポイントと言えるでしょう。

バーキンは収納力と機能性を兼ね備えたカジュアルなラグジュアリーが特徴であり、日常で使うことを考えて作られています。

一方、ケリーはフォーマルでエレガントなデザインが特徴で、ビジネスシーンやパーティーでの使用を想定したデザインです。

バーキンのデザインにおいて、最も大きなポイントは、蓋部分となるフラップとクロア(ベルト)の組み合わせです。

フラップでバッグの開口部を覆い、バッグを周るクロアがフラップとハンドルを固定して完全にバッグを閉じきります。

そのため、バーキンが希望したとおり中身がこぼれにくいデザインになっています。

また、フラップにはハンドルのための切り込みが入っており、ハンドルの美しさをより際立たせる工夫が施されています。

加えて、持ち手が2つのダブルハンドルであるため、トートバッグのように普段使いできる利便性の高さが魅力です。

ケリーは、台形のかっちりとしたフォルムが印象的なバッグです。

フラップを本体に被せてから、クロアで留め、さらに付属のカデナ(南京鍵)を利用すると、完全にフラップを固定して閉じきるため、見た目の印象以上の堅牢さを誇ります。

もう1点、ケリーにはショルダーストラップが付属しています。これを使えば、肩掛や斜めがけにしてカジュアルに持つことも可能です。

普段はショルダーストラップをつけておいて、改まった場では「ワンハンドルでエレガントに」という使い分けができる点がケリーの魅力です。

サイズ展開の違い

エルメスのバーキンとケリーは、それぞれ異なるサイズ展開がされています。

ただ、近年のバッグはミニサイズがトレンドであり、どちらも機能やデザインなどはそのままに小さくしたサイズのものが売れ筋です。

バーキンは最小サイズが25cmであり、それから30cm、35cm、40cm などの比較的大きめのサイズ展開が多いことが特徴です。

バーキンはより実用性を考えて作られているため、荷物を多く持ち歩く人や、ビジネスバッグとしても使いたい人に向いています。

ケリーは洗練されたデザインで特別なシーンに向いていると言えるでしょう。

バーキンと比較すると、 最小は15cm、それから20cm、25cm、28cm、32cm などコンパクトなサイズが多く展開されています。

特に最小サイズの15cmのミニケリーはドレスアップしたスタイルにもぴったりです。

価格の違い

エルメスのバーキンとケリーの新品の価格は以下の通りです。

バッグ名素材新品定価
バーキン25クレマンス188万円~
バーキン25エプソン197万円~
バーキン30トゴ205万円~
ケリー25トゴ186万円~
ケリー28トゴ197万円~

※定価は2025年2月時点での価格です。

エルメスが展開しているバッグの中でも、バーキンとケリーはサイズや素材の種類が特に豊富なバッグであり、価格もさまざまです。

カラーバリエーションの展開も豊富なため、人気色やシーズンごとの限定色などは、より付加価値が高まります。

一般的にはサイズやバッグ自体の人気から、似たサイズ・同じ素材であればバーキンの方がやや高額になる傾向があります。

ただ、エルメスは公式のホームページで販売価格を掲載していません。

そのため、金額に関する正確な情報を得ようと思うのであれば、最寄りのエルメスを取り扱っているブティックや直営店などへ直接問い合わせることをおすすめします。

中古市場に目を向けると、人気のカラーやミニサイズはプレミア価格が付くことも多く、定価を大きく上回ることも珍しくありません。

なかでも、トレンドとなっているミニケリーは価格の高騰がすさまじく、新品を購入するよりも中古市場の方が高くなっていることが半ば常態化しています。

一方で、中古市場は少しの傷や型崩れの有無でも再販価格に大幅な開きがあるため、同じバッグの値段が数十万円以上も違うという可能性もあります。

店舗や業者によっても価格の差が大きいため、中古市場で購入を検討するときは、複数のサイトを比較検証することを忘れないようにしましょう。

バーキンとケリー、人気や資産価値が高いのはどっち?

エルメスの誇るバーキンとケリーは、どちらも非常に高い資産価値を持つバッグです。ただ、前述の通り、市場価格の面で見れば、ややバーキンの方が高くなっています。

確かに、バーキンはその人気と需要の高さから、中古市場でも安定した価格で取引され、時には定価以上で売買されることも珍しくありません。

また、エルメスのバッグの中でも、バーキンは特に価値の上昇が顕著です。

しかし、ケリーにも人気のモデルが数多く存在します。特に限定品やヴィンテージ品は年々その価値が増していく傾向があり、コレクターの間でも高評価を受けています。

そのため、将来的にバーキンよりも価値を維持する可能性も十分にあります。

特に、ミニサイズのケリーは近年のトレンドで非常に高い需要を持つ商品であり、今後、価値が急上昇する可能性も十分に考えられます。

また、両者それぞれにレアモデルやレアカラーが存在します。

カラーの違いも資産価値を左右する要素の一つです。なかでも、鮮やかな色や限定色は、購入者の好みにより取引価格が急騰することもあります。

結論として、資産価値の面では両者に大きな差はないと言えます。どちらもエルメスの象徴的なバッグであり、どちらを選ぶかは個々の好みによるでしょう。

【まとめ】エルメスを売るならこちら買取本舗へ

エルメスのバッグは、市場価値が高く、特にレアカラーや限定モデルはプレミア価格がつくことも珍しくありません。

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