美しいデザインが施された御成婚記念5万円金貨の価値と買取相場
皇太子殿下御成婚記念5万円金貨は、国内で発行された金貨の中でとても有名な記念硬貨です。金貨のデザイン評価が高く、状態のよいものであれば5万円を優に超える価値で評価されます。まさにコレクターのための金貨といえるでしょう。そこで、ここでは1993年に発行された「皇太子殿下御成婚記念5万円金貨」に関する情報や、高額で買取査定がつくためのポイントについて、いくつか紹介していきます。
美しいデザインと高額価値のある5万円金貨
高い金貨の価値と優秀なデザインのコレクションする価値を兼ね備えた、コレクターにも人気の記念金貨が皇太子御成婚記念5万円硬貨です。流通量は比較的多いですが、一般的にその査定額は額面の5万円をはるかに超えた金額で取引されます。
正しく買取査定してもらうには、ご紹介する基本的な知識を把握したうえで、あまり自分で手を加えずに、貴金属とコインに関して十分な買取実績のある「こちら買取本舗」に査定をご依頼ください。
こちら買取本舗は貴金属と記念硬貨の取り扱いを専門としているので、この5万円金貨の買取は当店が一番であると自負しております。
5万円金貨の買取をご検討されているのなら、ぜひ当店をご利用ください。
買取需要が高い5万円金貨!御成婚記念硬貨を売るなら金貨買取本舗におまかせ
なにより大事なのが「買取業者の選定」です。
5万円金貨の高額買取を目指すにあたって、記念コインはその鑑定に専門的な知識とノウハウを必要とします。
皇太子御成婚記念5万円金貨は金の価値もあるので、大抵の業者であれば高い買取査定がつく可能性はあるでしょう。ですが、少しでも高く売るためには、その硬貨を正しく評価できる鑑定人のいる買取業者を選ぶことをおすすめします。
ブリスターパックやプルーフ貨幣セットなど、5万円金貨の商品によって特有の査定ポイントも多くあります。
その評価は金としての価値だけでなく、コインコレクター目線からの価値によっても評価が変わります。そのため、買取業者を選ぶ際には、コインや古銭などの買い取り実績が豊富にあるかどうか、専門の鑑定人がいるかどうか、というところが決め手となるでしょう。
貴金属とコインの両方に精通している業者を選ぶことが買取のポイントです。
こちら買取本舗は買取実績も数多く、記念硬貨に精通したスタッフが査定を行っております。また、毎日変動する御成婚記念5万円金貨の基本価格を、こちら買取本舗の金貨・記念硬貨買取専門サイトで提示し、正しく確かな査定を行っております。
そもそも皇太子殿下御成婚記念5万円金貨ってどんな金貨?
日本では国家的事業の開催や、天皇陛下や皇太子殿下に関する記念などに、記念硬貨が発行されます。平成5年に発行された「皇太子殿下御成婚」に際しては、5万円金貨、5千円銀貨、500円銀貨の3つの記念コインが発行されました。なかでも「5万円金貨」は200万枚発行されていて、現在の記念金貨から比べると、大量に発行されています。
図柄は表に「瑞鳥の鶴」2羽が重なり合った背景に「波」が合わさったデザイン、そして裏は「菊の御紋章」と皇太子殿下のお印である「梓」があしらわれています。
表にデザインされている「瑞鳥の鶴」は、皇太子殿下が御成婚時の心境について平成5年1月14日の歌会始で詠まれた和歌、「大空に 舞ひ立つ鶴の 群眺む 幼な日よりの わが夢かなふ」にちなんでいます。
御成婚金貨は1994年に、世界造幣局会議が毎年優れた貨幣を表彰する「MDCコイン・コンペティション」で、「もっとも技術的に優れた貨幣」に選ばれ、コインとしての技術的、美術的な評価も高いです。
純金製で質量は18g、現在の記念金貨に比べて質量もあるので、額面の5万円以上の価値があります。
では、その気になる買取価格はいくらになるのでしょうか?
こちら買取本舗の金貨・記念硬貨買取専門サイトの、5万円金貨の詳細ページにてご確認いただけますので、下記リンクからご覧ください。
金の相場価格を確認して御成婚記念5万円金貨を売る
買取で5万円金貨を高額査定にするためのポイントをいくつかご説明します。
まずは最も重要な「金の相場価格」です。金は希少性の高い金属で、地球上にある絶対量も限られているとされています。
したがって、その審美性の高さだけでなく、希少性から生まれる世界共通財産としての価値も高いので、古くから投資用の商品としても扱われてきました。
もともと変動為替相場制に移行するまで、世界経済は金本位制という、金の価値を基準に各国の通貨価値を決める通貨体制をしいていました。現代でも金は世界中の中央銀行の「準備資産」として保有され、不測の事態に備えるための「守りの資産」として大きな影響力を持ちます。
当然、投資向けの商品としても現役で、政情が不安定になった場合には安全資産として金を買う投資家が増える傾向です。
そのため、たとえば世界同時株安やテロ、戦争などが起こると、金の相場価格は上がるという現象が起こります。こうした資産としての「金」の価値は、永久になくなることがないため、金の相場価格は日々流動的に変化しているというわけです。金貨の買取の際には、常に金の相場価格をチェックしておきましょう。
買取店はブリスターパックの状態もチェックしています
え?そこまで?と思われるかもしれませんが、買取店は「ブリスターパック」の状態もチェックしています。
ブリスターパックとは、金貨などの記念硬貨を封入している、保護とセキュリティをかねたビニール包装のことです。
もちろん、この皇太子御成婚記念5万円金貨もブリスターパックに封入されています。
金貨とその下に2羽の鶴のロゴとともに「御成婚記念」という赤い文字が書かれたシートが保護ビニールでパッキングされています。
5万円金貨の買取ではこのブリスターパックが剥がれていない状態か、ビニールの反り度合いや、折れなども確認します。
つまりは発行されて手元に入った時の状態であればあるほど、査定価格が高くなる可能性があります。
ブリスターパックに入った状態であれば金貨の保存状態も良いので、コインそのものへの評価も高くなることが期待できます。
コレクター向けのプルーフ貨幣も発行されている御成婚記念硬貨
もともと日本の金貨は収集家向けですが、さらに拘りがあるコレクター向けに用意されたのが「プルーフ貨幣」です。プルーフ貨幣とは、記念硬貨などの一部を観賞目的用に、造幣局が特別な加工を施した貨幣です。
昭和62年から製造されるようになり、同じ貨幣でも流通用の御成婚記念5万円金貨よりも価値があると評価されています。もちろんプルーフ貨幣であっても、流通している貨幣と同じようにお金として使用できます。
プルーフ硬貨の特徴は、コインのフィールド(模様が無い部分)を鏡のように磨きあげた加工を施して、デザイン・ポートレート(模様部分)を際立たせる特別な加工をした硬貨のことです。各国の造幣局によって、同じプルーフ加工でも違いがあります。日本の造幣局の場合は、特別に磨けあげた極印(コインを鋳造するときに使う金型)を使用し、模様をより鮮明にするために圧印を2回打ちする、といった、特別な加工で製造されます。
このプルーフ貨幣は皇太子御成婚記念5万円金貨でも発行されています。
御成婚記念の場合は、皇太子殿下御成婚記念プルーフ貨幣3点セット(金・銀・白銅貨)に、プルーフ硬貨が入っているのみです。御即位記念の10万円金貨のようなプルーフ金貨単体セットはありません。プルーフ貨幣3点セットは10万セット(10万枚)のみ作られました。
通常の5万円金貨と比べると、査定時のコレクター需要にもよりますが、プルーフ貨幣は数千円から1万円前後高く査定される可能性があります。
プルーフ3点セットの買取金額のお問い合わせについては、無料査定をご利用ください。
国を挙げてお祝いした皇太子殿下の御成婚
平成5年に発行された「皇太子殿下御成婚記念5万円金貨」は皇太子殿下の御成婚を記念して発行された金貨です。皇太子殿下の御成婚に関する基本的な知識をおさらいします。
徳仁親王殿下は昭和35年2月23日にお生まれになりました。平成の30年間を天皇陛下としてまっとうされた今上陛下の皇太子です。昭和64年に昭和天皇が崩御され、明仁親王殿下がご即位されると、徳仁親王殿下は「立太子の礼」にて皇太子と宣明されました。この時、殿下は満31歳。そしてその後、皇太子殿下は平成5年6月9日、外務省にお勤めだった小和田雅子さんと長年の交際の末に御成婚されることになります。
平成5年当時は殿下と雅子様の交際報道も含めて各メディアでの報道が過熱して問題になり、報道協定が結ばれました。
婚約が内定すると、報道協定外のワシントンポストが婚約内定のニュースを報じ、日本のみならず世界的ニュースになりました。
「納采の儀」「告期の儀」「贈書の儀」といった数々の儀礼を経て、同年6月9日に「結婚の儀」が執り行われました。この日はこの年限りの臨時の休日となり、まさに国を挙げての一大行事となりました。
儀礼行事が一通り終わったこの日の16時45分から、皇太子殿下と皇太子妃殿下は皇居正門から4.25kmのコースをオープンカーでパレードされました。沿道には約20万人の人が日の丸の旗を片手に駆け付けて祝福し、その様子はテレビでも全国中継されました。
記念金貨の買取コラムの一覧
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