地金型金貨は何故今高い?プレゼントにも人気!海外コイン
金貨には様々な種類があります。中でも、地金型金貨は投資目的で発行されており人気がありますが、売り方を間違えると損をしてしまうこともありますので正しい知識が必要です。
そこで、ここでは地金型金貨の特徴や種類、価値などについて詳しくご紹介していきます。売り方や売る際の注意点についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。
地金型金貨と収集型金貨とは?どんな違いがあるの?
金貨には大きく分けて「地金型金貨」と「収集型金貨」の2種類があります。ここでは、それぞれの特徴について説明します。
世界各国の造幣局で発行!地金型金貨
地金型金貨は、投資用として世界各国の造幣局で発行された金貨です。その価値は金の相場をベースに、加工・運搬など製造にかかる費用を上乗せ(プレミアム)して決められます。同じように投資用として売買される金には金地金がありますが、それに比べると地金型金貨はいろいろなサイズがあって少額からでも購入でき、また小さいので保管に場所を取らないといったメリットがあります。
またデザイン性が高く、種類が多いのでコレクションする楽しみがあり、プレゼントにも向いているのが大きな特徴です。
希少性やアンティーク価値で金額が大きくかわる!収集型金貨
収集型金貨には記念硬貨やアンティークコイン(古銭)があります。記念硬貨は国家のお祝い事やオリンピック、サッカーワールドカップ、万国博覧会といった世界的なイベントの際に発行されることが多いのです。デザインも凝ったものが多く、金自体の価値に加えデザインや稀少性なども評価の対象となります。
ただし、金の相場に応じて値段が上がることもある地金型金貨に比べると、収集型金貨は金の相場だけではなく人気がでるかどうかで売買価格が大きく変わるということもあり、投資にはあまり向いていないとされています。一方、プレミア化することもあるので投資よりは投機に向いており、コレクションを兼ねて購入する人もいます。
地金型金貨で人気が高いのはやはりあの金貨!純金金貨は人気ある!
流通量世界一を誇るカナダ王室造幣局発行 メープルリーフ金貨
地金型金貨にはいくつもの種類がありますが、その中でも特に人気の高い3つの金貨についてそれぞれの特徴をご紹介します。
人気NO,1 カナダのメイプルリーフ金貨
メイプルリーフ金貨は、カナダ王室造幣局が発行する地金型金貨です。表面にはエリザベス2世の肖像、裏面にはサトウカエデの葉(メイプルリーフ)をあしらったデザインが特徴的です。サトウカエデはメープルシロップの原料となる木でカナダを代表する木とされており、カナダ国旗のデザインにも採用されています。
サイズは1オンス、1/2オンス、1/4オンス、1/10オンスの4種類です。カナダ政府が保証する法定通貨で、その信頼性は国際的にも高い評価を得ています。
法定通貨のためそれぞれ50カナダドル、20カナダドル、10カナダドル、5カナダドル、1カナダドルといった額面がありますが、99.99%の純金製なので実際の価値はそれよりはるかに高いです。
1979年以降毎年発行されており、その流通量は世界一を誇ります。取扱業者が多いため、現金化しやすいのも魅力です。
かつて人気だった南アフリカのクルーガーランド金貨がアパルトヘイトに抗議するためボイコットされると、その機に乗じて一番人気に躍り出て現在でも不動の地位を保っています。
人気NO,2 オーストリアのウィーン金貨
ウィーン金貨は、800年以上の歴史を持つオーストリア造幣局が発行する地金型金貨です。音楽の都ウィーンにふさわしく、ウィーンフィルハーモニー管弦楽団をデザインのモチーフとしているのが特徴です。
表面にあしらわれているのは、ウィーンフィルの定期演奏会上にある「楽友協会・黄金の間のパイプオルガン」、裏面にはビオラやバイオリン、ハープなどの弦楽器が浮き彫りになっています。
資産保全はもちろんですが、こうしたデザインの美しさもウィーン金貨の人気がある理由の一つです。サイズは1オンス、1/2オンス、1/4オンス、1/10オンス、1/25オンスの4種類で、1トロイオンスの額面は100ユーロです。ですが、99.99%の純金製ですから、実際の価値は額面よりもずっと高いです。
ウィーン金貨は1989年から毎年発行されています。2004年10月7日には1000トロイオンスの金貨が15枚限定で販売されて話題となりました。これは直径3cmで重さは約31kgもあり、額面は10万ユーロで当時としては世界最大の金貨です。
人気NO,3 オーストラリアのカンガルー金貨
カンガルー金貨は、オーストラリア・西オーストラリア州パース造幣局が発行する地金型金貨です。パース造幣局はイギリス王立造幣局の分室として誕生した歴史ある造幣局で、高い技術を誇ることでも知られています。金貨のデザインは表面がエリザベス2世、裏面にはカンガルーです。
裏面のカンガルーのデザインは毎年変わるためコレクターからの人気が高く、地金型金貨でありながら収集型金貨のような側面も持っています。デザインの評価は年によって異なり、人気のあるデザインの年は発行枚数が多くなって、そのことが価値の変動にも影響するというユニークな金貨です。
サイズは1オンス、1/2オンス、1/4オンス、1/10オンスの4種類があります。メイプルリーフ金貨やウィーン金貨と同じく99.99%の高い純度を誇り、「世界三大金貨」の一つに数えられています。1986年から毎年発行されていますが、1989年までは自然金塊(ナゲット)がデザインされていたことからナゲット金貨と呼ばれていたこともありました。
売却時に気を付けることは?金貨の基本的なチェックポイントはここ!
地金型金貨を少しでも高く、有利に売るためには以下の点に注意しましょう。
チェックポイント1~相場をチェック~
金の相場は日々刻々と変化しています。相場の変動をしっかりチェックして、売るのに最適なタイミングを見極めましょう。買取業者などのサイトではこうした日々の価格推移を表やグラフの形にして表示しており、常に最新の情報を手に入れることができます。
また、円安やインフレが予想されるときには物価と同じく金の価格も上がるため、そうしたタイミングを逃さないよう経済状況もチェックしておく必要があります。
チェックポイント2~品質をチェック~
より高い値段で売るためには品質を保持することも大切です。金は柔らかく傷つきやすいものですが、傷がついていると評価額が下がってしまうことがあるので、そのようなことを防ぐため専用のケースに大切に保管しておきましょう。
品質を保証する証明書や貴金属店等の信頼のおける場所で買ったことを示す領収証などもきちんと保管しておくと、高い評価額を得ることができます。
何処で売るのが一番マスト?簡単で高く売れるのは?
1989年よりオーストリア造幣局毎年発行、フィルハーモニー管弦楽団がモチーフのウィーン金貨
地金型金貨を売る場所には以下のようなものがありますが、それぞれに注意すべき点があります。
外貨のため銀行で換金可能?
金であることを考慮されず、通貨として処理され額面通りの金額になってしまったり、そもそも換金してもらえないケースもあります。
オークションサイトやフリマサイト
金の相場は日々刻々と変化しています。相場の変動をしっかりチェックして、売るのに最適なタイミングを見極めましょう。買取業者などのサイトではこうした日々の価格推移を表やグラフの形にして表示しており、常に最新の情報を手に入れることができます。
また、円安やインフレが予想されるときには物価と同じく金の価格も上がるため、そうしたタイミングを逃さないよう経済状況もチェックしておく必要があります。
金貨や貴金属専門ではない大手買取業者
全国展開のリサイクルショップなどは有名であっても金貨鑑定の専門家がいないことがあるため、査定方法や販路などの知識が不足していることもある点に注意が必要です。
金貨や貴金属専門の買取業者
金貨を売る際に最も安心できるのは、正しい査定ができる貴金属専門の業者です。店舗持ち込みはもちろん、オンラインでの査定サービスもあって便利に利用できます。
高価買取専門店こちら買取本舗では地金型金貨を高く買取ます!
如何でしたでしょうか?地金型金貨についてお話をしました。
こちら買取本舗では金貨や記念金貨、海外のコインやプレミア金貨も積極的に専門店にてお買取りをしています。またコインや金貨専門店であり日本海外に幅広い販路と金貨やコインに精通した査定員が常駐していますので、買取に特化しており価格にも反映されています。
そして、地金型金貨は安定資産として人気がありますが、金地金価値+プレミアムで市場価格が決まるといって過言ではないため金地金価値が高いときほど売却価値が高くなります。
今は地金価値が40年ぶりに高騰していますので地金型金貨の売却をおすすめします。買取価格を他店と比べて下さい。
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