創業250年の歴史ヘネシーとは?ブランデーの王様といわれるのは何故!?
ブランデーのなかでも、高級なお酒を「コニャック」と呼ぶのはご存知でしょうか。
そんなコニャックの王様と呼ばれるのが「ヘネシー」です。
ヘネシーはさらにランク分けができます。今回はヘネシーシリーズの中ランク、ヘネシーX.Oを紹介しますので、ぜひ興味を持ってみてください。
ヘネシーシリーズとは?
ヘネシーは、日本で有名なブランデーのブランドです。アイルランド人のリチャード・ヘネシーによって1765年に蒸留所が設立されてから長い歴史があります。
コニャックに分類され、厳選されたぶどうの原酒を使用しているのが特徴です。
ブランデーのなかでも、とくに高級なお酒を「コニャック」と呼びます。「コニャック」に分類されるには、さまざまな規定があり、クリアすることが必要です。
まず、コニャック地方で造られているブランデーであることが絶対条件になります。他にも、原料に使用できるぶどうに規定もあり、使用できるものは「ユニ・ブラン」、「フォル・ブランシュ」、「コロンバール」、「モンティル」、「セミヨン」です。
ワインを2回蒸留して、アルコール度数を40度以上に高めます。さらに熟成させるために、リムーザン産のオーク樽で3年以上熟成させることが必要です。
このように、厳しい条件をクリアしたものがコニャックであり、ヘネシーは「コニャックの王様」と呼ばれます。
コニャックに分類されたお酒のランクを簡単に判断するには?
コニャックは、熟成年度によって等級を分けることができるお酒です。どれだけ熟成されているかを判断する単位「コント」を使用します。
4/1〜翌年3月末日を1年と考えているので、日本の学校と同じですね。
たとえば、コント00とは蒸留して製造された年です。そこから1年ごとに、コント0、コント1、コント2……と数えます。
コント1と書いてあれば、熟成2年目です。ちなみに、コント7以降は明確な規定がないので、メーカーによって意味合いが変わってきます。コント7以上のコニャックは、表記ではわかりづらいので、値段で見極めてみてください。
コニャックは熟成2年以上のものしか出荷できません。
7種類のランクに分けることができ、「スリースター」、「V.S.(Very Special)」、「V.O.(Very Old)」、「V.S.O.P.(Very Superior Old Pale)」、「ナポレオン」、「X.O.(Extra Old)」、「Hors d'âge(オール ダージュ)」と後に行くほど高価になっていきます。今回紹介しているヘネシーはX.Oなので、最低10年以上熟成させたブランデーとなり市場に出回っている物は平均20年です。
ヘネシーX.Oってどんなブランデーなのか?
ヘネシーX.Oは、ヘネシーシリーズなので高品質ですが、手に届きやすい価格のブランデーです。ランク的には、ヘネシーの種類のなかで真ん中に位置付けられています。
それでも、味わいはコニャックの王様と呼ばれる名に恥じないお酒です。
コニャック特有の強い香りに、まろやかさが味わえます。
ブランデーの楽しみ方といえば、香りを愉しむお酒なのでヘネシーX.Oは最後まで残る余韻が魅力です。
アルコール度数は40度と高めですが、ストレートやロックをお勧めします。不安がある人は、水割りやソーダ割りなどにも向いているのでそちらを試してみてください。
なお、価格帯はネットショップなどで15,000円前後で購入できます。
ヘネシーX.Oは高く買取ってもらえるのか?
ヘネシーX.Oは高く買取が行われるお酒の一種です。高い人気と高品質なブランデーのため、ラベルがきれいで未開封のものは、ブラックキャップが6,000円前後になることがあります。
ボトルやキャップにさまざまな種類があり、価格が変わってくるのが魅力です。
例えば、旧ボトルのゴールドキャップやクリアボトルの場合は1万円以上。古いものは2万円を超えることもあります。
もし、頂き物で未開封の備品があるならば、価格を調べてみてはいかがでしょうか。
まとめ
ヘネシーX.Oは、コニャックの王様に分類される高級なブランデーです。コニャック特有の香りと深い味わいが楽しめます。
ストレートやロックがおすすめですが、ソーダ割りや水割りにも向いているのが魅力です。
お酒が好きな人はアルコールとして楽しみ、頂き物が未開封の備品として余っている人は買取査定をしてみてはいかがでしょうか。
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