ワインは冷蔵or常温?正しい保存方法知り美味しく楽しむには!?
ワインの保存方法に、困ったことはありませんか。せっかく楽しむために買った、ワインの味や香りが変わってしまうのは嫌ですよね。
そこで、この記事ではワインを美味しく味わうための保管方法や、注意点を紹介します。
ワインの味が変わってしまう原因は?
ワインを開封して飲みきれなかった分を、翌日飲んでみたら味や香りが変わっていたという経験はありませんか。
これは、開封後のワインが空気に触れることで、酸化してしまっているためです。
なので、開封済みのワインを翌日も美味しく味わうためには、適した場所や温度で保管することが必要になります。
開封後ワインを保管するために必要な条件は?
開封したワインを保管するために大切なことは、空気と触れて劣化するのを防ぐことです。
保存状態やワインの種類によりますが、赤ワインならば開封後3~5日、白ワインならば1~3日で劣化がはじまります。
飲み残したワインを保管するのに、最も適しているのは冷蔵庫での保存です。
空気との接触を抑えるため、密閉させてボトルを縦に保管することで、ワインの劣化を防ぐことができます。
開封済みのワインを保存する際の密閉の方法は?
飲み残しのワインの酸化を抑えるには、4つ方法があります。
- (1)抜いたコルクまたは市販のワインストッパーを使用する
- (2)小瓶に分ける
- (3)真空ポンプを使用する
- (4)ワイン保存用のガスを注入する
(1)抜いたコルクまたは市販のワインストッパーを使用する
飲み残しワインを密閉させる方法で一番手軽なのは、コルクや市販のワインストッパーを使用することです。
これだけで、2~3日ほど風味や香りの劣化を防ぐことができます。
抜いたコルクを使用する場合は、コルクをサランラップで巻くと密閉度が高くなるのでおすすめです。
(2)小瓶に分ける
ワインを開封したときに、小瓶に分けることで酸化を抑えることができます。
ぎりぎりまでワインをボトルに注ぎ、空気に触れる面積を小さくするのがおすすめです。
ただし、ワインのボトルから小瓶に分ける際に、空気にふれてしまうので多少の劣化はしてしまいます。
(3)真空ポンプを使用する
飲み残しのワインの酸化を防ぐには、市販の真空ポンプを使用することです。
ワインボトル内の空気を真空にすることで、酸化を抑えることができます。
手軽な値段で販売していますので、ぜひ購入してみてください。
(4)ワイン保存用のガスを注入する
開封済みのワインを保存するには、酸化を防ぐという条件が必須でしたが、未開封のワインにも保存に適した条件があります。
未開封ワインの保存に適した保存条件
封済みのワインを保存するには、酸化を防ぐという条件が必須でしたが、未開封のワインにも保存に適した条件があります。
- (1)温度
- (2)湿度
- (3)日光
- (4)振動
(1)温度
未開封のワインを保存するために、必要な条件として温度があります。適温は13~15度です。
気温が高い夏場などは、ワインが劣化してしまいます。逆に気温が低い冬場などは熟成が進まないです。
また、ワインにとっての天敵に、温度差もあります。ですので、保管には温度を13~15度ぐらいに保つことができる場所がおすすめです。
冷蔵庫の野菜室に保管する場合は、新聞紙でボトルを包む方法があります。
(2)湿度
未開封のワインを保存するためには、湿度の管理が必要です。保管するうえでおすすめな湿度は、70~80%前後とされています。
湿度が高いとワインボトルのラベルにカビが生え、逆に、低いとコルクが乾いてしまい空気が通りやすく酸化してしまうので、気を付けてください。
(3)日光
未開封のワインを保存する際に、もっとも避けるべきなのが直射日光です。
日光に当たることで、ワインが変質を起こしてしまいます。また、日光臭という臭いが発生してしまい、ワインの芳醇な香りを楽しめなくなってしまいます。
ワインを保管する際は、直射日光の当たらない場所に保管しましょう。
(4)振動
未開封のワインを保存する際に、振動も天敵です。もともと、ワインはボトル内で静かに熟成させます。
そのため、ワインに振動を与えてしまうと、変質を起こしてしまう可能性があるので振動の影響を受けない場所に保管しましょう。
まとめ
ワインはアルコール類のなかでもデリケートなお酒です。
保管方法に注意をしないと、本来の味や香りを味わうことができなくなります。
この記事で紹介したことを注意するだけで、日頃飲んでいるワインをより楽しむことができるので、ぜひ試してみてください。
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