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COLUMN 豆知識 【記念硬貨高価買い取り、売却方法の金言】

国家的行事があったことを記念して発行される特別な貨幣をさします。 硬貨の場合には、「記念コイン」や「記念硬貨」と呼ぶ場合もあります。 世界各国で発行されており、数多くの記念貨幣があり、その形、色、歴史的経緯は様々です。 一つ一つを収集しながら、その背景を知ることで、ますます収集が楽しくなります。

記念硬貨の豆知識

記念貨幣とは

国家的行事があったことを記念して発行される特別な貨幣をさします。
硬貨の場合には、「記念コイン」や「記念硬貨」と呼ぶ場合もあります。
世界各国で発行されており、数多くの記念貨幣があり、その形、色、歴史的経緯は様々です。一つ一つを収集しながら、その背景を知ることで、ますます収集が楽しくなります。

因みに、記念貨幣を最初に発行した国家はローマ帝国でした。
ローマ帝国では戦勝記念の貨幣を度々発行しており、従属することになった被征服者を象徴的に表すことでローマの権威を誇示するプロパガンダの目的がありました。

また貨幣には多くの場合皇帝や国王の肖像が刻まれていました。
新しく即位した君主を記念する貨幣が発行されることもあり、その傾向は近世になるにつれて増加しました。それには新しい君主の肖像を貨幣により宣伝する意味もありました。

記念貨幣の価格

発行枚数の少ない記念貨幣は希少価値があるため大変人気で価格が高くなりやすいです。
逆に発行枚数が多いものはコレクターの方がすでに持っていたりするためあまり価格が高くなりません。

また、同じ発行枚数でも人気の有無でも価格が変わります。
例えば地方自治法60周年記念の千円のカラーコインがありますが、一番人気が「北海道」で、他の地方よりも価格が高くなっています。

2000年以降の貨幣は希少?

消費税の変化や、もともと貨幣は紙幣に比べて耐久性が高く、長期間使用できるため2000年(平成12年)以降は製造枚数が少ない貨幣があります。
全部が珍しいわけではありませんが、2011年(平成23年)の1円、5円、50円の3種類の硬貨は1年間にそれぞれ456,000枚しか製造されていません。

しかも、それは全部貨幣セットに使用されています。
つまり、一般には流通していない状態です。

ということで、平成23年に作られた貨幣セットはどれも希少価値が他に比べて高くなっています。

貨幣の保管方法

貨幣を裸のままで保管していると変色や錆びてしまったり、表面に傷が付いたりしています。
専用のコインホルダーがあるので保管する場合はコインホルダーに入れておくときれいな状態を保てます。
殆どの記念貨幣は始めからケースが付いているのでそのままで保管してください。

プルーフ貨幣とは

通常の貨幣とは違い主にコレクション用として発行される貨幣で、日本では1987年(昭和62年)に本格的に製造されました。
プルーフ貨幣の特徴は、貨幣の地肌が鏡面仕上げされていることです。

日本でプレミアム貨幣として発行されたものはすべてプルーフ貨幣です。
また、画像判断の機能が付いている最新の自動販売機でも通常貨幣のプルーフ貨幣は使用可能です。

プルーフ貨幣の作り方

プルーフ貨幣は、まず、円形(えんぎょう・貨幣の形に打ち抜かれた金属板)を鏡面状に研磨し、埃などが付かないようクリーンルームでプレス機で2度圧印作業をします。
(通常貨幣は1度のみ)2度圧印作業をすることにより模様がより鮮明になります。

そして変色等を防ぐために防錆塗料が塗られます。
最後に人の目で一つ一つ厳しくチェックされ、チェックをクリアしたものがケースに組み込まれてプルーフ貨幣セットとして販売されます。

カラーコインって何?

近年では海外でデザイン性を高めるために色をつけた貨幣が発行されており、日本では、2003年(平成15年)に青森で開催された第5回アジア冬季競技大会を記念してカラーコインを発行しました。
それ以来、日本で発行されている千円銀貨はすべてカラーコインです。

日本で発行されているカラーコインはすべてプルーフ貨幣でもあります。

カラーコインの作り方

基本的には途中まではプルーフ貨幣の作り方と変わりません。
カラーコインは防錆塗料が塗られた後に印刷作業(パッド印刷)が入ります。
色ごとに作られた版をコインの表面に繰り返し塗り重ねていき、所定の色を作り出します。
そして最後に人の目で模様や色の状態をチェックし、ケースに組み込まれます。

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