中国銀貨の足紋銀餅(台湾省造/道光年造/美品)
中国銀貨の足紋銀餅(台湾省造/道光年造/美品)は高価買取が可能なお品物です。
- 寸法:39.92㎜
- 量目:26.8g
- 買取価格 ~8,000円
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道光年(1821年 - 1850年)に鋳造された銀貨
中国古銭の足紋銀餅は、道光年(1821年 - 1850年)に鋳造された銀貨です。 中国の銀製品でよく見受けられる刻印である、「紋銀」「足銀」はどういう銀を意味しているのかというと、「紋銀」はスターリングシルバーの事。純度92.5%の銀を、「足銀」は純度99%の銀の事。(99.99%ではない)を示します。
貴金属の純度に関しては、その国の歴史や慣習、習慣により基本的に、その国が独自の法律や規格をつくり規制していますが、国によっては、金はK18しか認めない国、純金と言えばK22を指す国、金と言えば純金しか意味が無いという国など様々です。
国による貴金属の純度の基本的の違い
例えば、イギリスなどの国では「スターリングシルバー(紋銀)は純銀と同じ」と言う事が決めれれています。 これは冶金技術がお粗末な時代、純度50%などが普通だった時代に、純度92.5%という驚くべき精錬に成功したので、これはもう100%と大して変わらないと言う事でそれ以来の法律で決められているものなんだそう。日本製品はそうはいかないけど、日本国内にもジッポーなど海外製品は「純銀SV92.5」とかいう商品が沢山あります。ですので「紋銀=スターリングシルバー=純銀」となります。
また中国は、基本的に金は純金しか認めないと言う概念がございます。 その為に最低がK22となり、純金が「99%」「99.9%」「99.99%」の三種類はそれぞれ「足金」「千足金」「万足金」と呼ばれます。 これが銀など他の貴金属にも適応されますので「足金=純度99%=純銀(の一種)」と言う事になります。 共に日本国内では99.99%の「純銀」とは認められてはいないですが、その国の法律では「純銀」と言う事になっています。
本日お持ち寄りいただいたお品物は、同年代の銀貨の中では比較的綺麗な状態でしたので、相場より高値でお買取りさせていただきました。本日もこちら買取本舗をご利用いただき、ありがとうございました。
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2018年01月22日