古銭の孔孟遺風は高価買取が可能なお品物です。
- 直径 約28.2mm
- 厚み 約2mm
- 重量 約8g
- 買取価格:230,000円(美品)
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孔孟遺風は清朝時代の絵銭です
「絵銭」と は銭の形をしていますが、貨幣ではなく、民間で制作された銭貨をかたどった、いわばおもちゃのようなものです。当時の用途としては、地位の高い方の祝賀用、御寺や神社の上棟式用、好事家の戯作品、商家の記念の品、子供のおもちゃ、ヤクザの賭博用、はたまた富貴を願う民衆の信仰対象(偶像)ともされたなどど想像されていますが、詳細の事情ははっきりと分かっておりません。 「孔孟遺風」は孔子や孟子の時代の気質、風情、余韻を意味していますので、そのまま飾ったり、お守りのように使用されることが多かったものかもしれませんね。
人気が高い絵銭の種類
絵銭は民間で許可などなく製造されていたため、その種類は数え切れません。 厚肉なものや、薄手なものがあったり、文字の形(とめ・はね・はらい部分が短い、長い、急角度、丸みを帯びている等々)が変わってきたりと、比較してみても、同じものと思えないほどに統一感がありません。 そのため、見出す価値も非常にばらばらであるのですが、絵柄だけに絞って見ると、
- •大黒銭…大黒様をデザインしたもので、大黒と反対の面にはそれぞれの願いなどが込められた漢字などが刻まれまし た。
- •題目銭…お墓より出土することが多い、”南無妙法蓮華経”と、刻まれているもの。
- •上棟銭…お供えとして埋めていたとされている絵銭。
- •面子銭…子供のおもちゃ用に作られた、裏側がツルツルしているもの。
- •鏡屋銭…各家紋が入ることが多かったとされる京都で製造されていたもの。
上記5種類も人気が高いそうです。 収集家界隈では、地味なデザインよりも変わった(もしくはおしゃれな)デザインが人気が出る傾向があるそうですが、絵銭も同様とのことですので、もしご自宅に変わった模様の古銭がございましたら、お持ち寄りくださいませ。
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