中国古銭 雍正通宝 龍鳳 直径40㎜ 重さ17gは高額でのお買取が可能なお品です。
買取価格 700,000円（美品）
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中国古銭 清朝銭とは？
明末の混乱を経て、1644年に清が成立します。 清朝の皇帝の名前を刻んだ銅銭が紙幣を中心にして使用していた明に変わり、清朝の時代には銅貨などが鋳造・使用されました。 この貨幣を指して「清銭」と呼び、後金の時代に鋳造された天命汗銭・天命通寶・天聡通寶を含めて「清朝銭」と広げて呼ばれます。
当初は天命通宝・天命皇宝・天聰通宝など、漢字表記・満州文字表記の、素朴な銭が見られますが、順治帝の時代になり順治通宝が各種発行され、清初期の標準通過となりました。その後、清朝歴代銭として、こちらの雍正通宝、他には乾隆通宝・康キ通宝が発行されています。清朝銭は背に満洲文字と呼ばれる独特の文字を鋳出している点が特徴であるとされ、表面の漢字で鋳造の時期、背面の満字で鋳造の場所が判るんだとか。
江戸時代、寛永通宝の輸出は禁止されておりましたが、長崎貿易などの影響で、かなりの数の中国への流出がありました。逆に、清朝の銭も日本に入ってきています。そのため日本では、現存している寛永通宝を100枚束ねたものの中に、清朝銭がまぎれていることもあるそうです。
雍正通宝 私鋳銭が極端に少ない中国古銭
雍正通宝は清朝銭の中で人気銭である上に、私鋳銭が極端に少なく、あまり多く鋳造されなかったようです。 さらには、どれも雄大な銭径で、文字がくっきりとしている美銭が多いです。 今回お持ち寄りいただいた雍正通宝も、とめ、はね、はらいの隅の部分までくっきりと刻まれており、こまかい傷はあるものの、大きな欠損や劣化がなく保存状態がよかったため、需要と併せて、高値でのお買取りとなっています。
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