金を賢く売るには？金の純度と買取について

貴金属製品、金、プラチナ、銀、パラジウムが含まれている製品はその含まれている貴金属の価値でご売却の際価値がでて高価買取に繋がりやすい品目です。
例えばブランド品や生活雑貨や電化製品などはお買取したものを必要があれば、綺麗にし部分的な修復をしますが、基本はその商品自体をまたリユースして中古品として売ります。

貴金属製品の場合はブランド装飾品や仏像、小判・大判、アンティークコイン、ダイヤモンドリングなど貴金属に貴金属以外の付加価値のあるお品物は状態を整えて再販しますが、特にお買取したものに貴金属以外の付加価値が無いお品は貴金属は溶解されてまた違う貴金属製品に再利用されるのです。
ですのでブランド品やブランド食器など状態によって細かく査定されるお品に比べて、状態が汚れていてもまたは壊れていても、部分的に無いパーツがある場合も貴金属であれば、買取される価値がででくるものでそれが貴金属の資産価値としての魅力の1つなのです。

今回は貴金属の中でも一番資産価値があり、お買取でも高額で取引される貴金属である「金」と金の買取についてご紹介していきます。

一口に金と言っても金には種類があります。

金を使用したジュエリーや貴金属には金の①その他の貴金属との割合、また②金とその他の貴金属が何であるかどうかなどで金製品の素材に種類がでてきます。
今回は①その他の貴金属との割合についてお話をします。

金の純度で値段がかわる！純度が高いほど金は高くなる！

金は金自体が多く入ってるかどうかを純度や品位と言った言葉で表します。

金製品は金と金に違う金属を混ぜたものがあります。
金は他の金属に比べて柔らかい・重い・高い・少ないという点が挙げられます。
他の金属を混ぜて柔らかい金の強度を補強して丈夫にしたり、希少性の高い金属で貴金属の中でも一番価格が高いのが金であるため、他の金属を混ぜて価格を抑えるなど製品に応じた加工がなされます。

金の特性で挙げられるのは良く延びる・熱を通しやすい・採掘時手間かけずに使いやすい・黄金に輝くなどの貴金属の特徴があります。
その美しい黄金色の輝きと有限であり、希少性のある金は世界で現物資産や富の象徴として装飾品や金貨、仏具やインゴットのみならず、特性を活かして医療や工業用品など生活の様々なものに用いられています。

用途に応じて金に違う金属を混ぜて市場に出回っている金ですが、金は金属の中で一番資産価値が高いです。
そのため金だけ、金以外の金属が含まれていない純金と呼ばれるものが一番価値は高いのです。

では実際純度をどこでみればよいの？

金やその他の貴金属のアクセサリーやジュエリーには金属製品に刻印として刻まれている事が多いです。
指輪はリングの裏側、ペンダントは留め金の部分などです。
審美性を損なわないため目立たない場所に小さく表記されているため判りづらいかもしれません。
なんとなく書いてあるのがわかるけど…という場合はルーペなどで拡大して見てみるとよいでしょう。

金の純度の表し方は国際的な昔から伝統的に使われている表記と日本の規格表記と2種類あります。
刻印として純度が刻まれている際はどちらか一方が刻まれていますが表記の仕方は違いますが両方とも同じ純度を表しています。
昔から使われている国際的な表記はK〇〇と表されます。Kはカラットの略です。
一般的な100分割（100％などの表示）ではなくKは24分割で金の純度をあらわします。

• K24（24金）…　純金の割合99.9％〜
• K22（22金）…　純金の割合91.6％＋その他金属
• K20（20金）…　純金の割合83.3％＋その他金属
• K18（18金）…　純金の割合75.0％＋その他金属
• K14（14金）…　純金の割合58.3％＋その他金属
• K10（10金）…　純金の割合41.6％＋その他金属

このK表記は24が純金であるため一番金の価値が高く、数字は小さくなるにつれ金の価値が下がります。
ですのでもし同じ重さの同じデザインのリングでK24のリングとK18のリングを持って行くと必然的にK24のリングのほうが高くなります。

金は純度以外にその他の金属（割り金）によって色味がかわるため割り金による金の区分もあります。カラーゴールドと呼ばれるものです。
こちらは次の機会にお話をさせて頂きたいと思います。

金は純度で価値がかわる。なんとなく理解したけれど実際売るときはどうしたら？

金の買取の際は金が金だけのもの（インゴットなどの金の延べ棒）、金貨などのコイン類、ダイヤモンドなど石付きやデザイン、ブランド品などで金の価値のみの査定額になるかは変わります。
金の純度がわかるとお持ちのジュエリーやアクセアリーをお買取に出すときなどに参考になると思います。

実際は刻印があっても、本物であるかどうかなどお調べしたり、金の価値以外も査定のポイントになるお品もあります。
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2018年08月16日