本日は、元文小判金をお買取りさせていただきました。
江戸時代の小判金の中でも、中期に使用・流通された元文小判金です。 この小判金は、1736年から1818年までの約82年間に渡り使用された小判で、江戸小判の中でもかなり長期間に渡り流通していました。その為、状態の良い残存品がかなり少ない傾向でありまして、両替商刻印の打たれていない品(無刻印と呼ばれます)は大変稀少です。
表面には鏨(たがね)による茣蓙目が刻まれており、上下に桐紋を囲むような扇枠、中央の上部に「壹两」、下の部分に「光次(花押)」の極印、裏面は中央に花押、下部の左端に小判師の験極印、、吹所の験極印、更に右上には「文」の字が刻まれています。
本日のお品物は、鑑定書もご一緒にお持ち寄りいただきました。比較的綺麗な状態でしたので相場より高値でお買取りさせていただきました。
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