切手の意外な付加価値

　付加価値の高い切手でよく耳にするのは日本切手や中国切手ですが、その他の切手にも付加価値の高いものがあります。今回、国内外で価値ある切手はどのようなものかを紹介させていただきます。

切手の付加価値には印刷方法が関係する

　切手の歴史を辿ると、ひと昔は重厚な凹版印刷によるもの、グラビアと凹版、平版オフセットと凹版といった異なる版式を組み合わせたものが多かったが、最近発行されている大部分の切手は、一版式を用いたオフセットもしくはグラビアという多色刷りの切手印刷になった。

　オフセット印刷の場合は、マルチカラー、FMスクリーン、特殊形状の網点スクリーン、グロスインキの採用など、高品質化が指向されているが、版式の組み合わせはコストの削減要請の関係上敬遠されがちだという。

　また、世界中のコレクターを対象に、さまざまな最新印刷技法や特殊素材を駆使し切手の付加価値を上げる品質のもの作られてている。

　

海外切手にも存在する目打ちずれ

　付加価値がつく切手じゃなくても、目を丸くするような価格で買取される切手が存在します。切手好きの方であれば一度は耳にしたことがあるであろう”エラー切手”。エラー切手に特化した、切手収集家の方も多いはず。

エラー切手の種類としては

　目打ちがあるはずの切手に目打ちが施されていない「無目打エラー」切手のプリントのうち1色にもれがある物、透かしの方向が縦横真逆になっている物、目打ちに大きくズレがある物、用紙の裏表を間違えて印刷している物、切手の裁断の際に上手く切り取られていなく、用紙が残ってしまっているものなど。

　戦前の切手は、当時の切手の管理や検査の体制が甘かったために、エラー切手が発見されやすい傾向にある。しかし簡単に見つけられるも物ではなく、珍しいため希少価値の高い切手となっている。現在は印刷局のチェックが戦前と比べて格段に厳しくなっており、エラーになる確立が減少したため逆に価値を高めることになっている。

　 当店こちら買取本舗では日本の価値ある切手だけではなく多種多様な多国籍の切手を高価買取いたしております。 切手の売却をお考えの際は、買取専門店 こちら買取本舗へぜひお越しくださいませ。

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