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ブランド懐中時計-シチズン(CITIZEN)、ラポート(RAPPORT)

 前回に引き続き、懐中時計の主な有名ブランドについてご紹介させていただきます。今回、ご紹介するのはシチズン(CITIZEN)、ラポート(RAPPORT)です。写真はイメージ画像になります。

主な懐中時計ブランド紹介

シチズン(CITIZEN)

 セイコーと並ぶ国内有力ブランド「シチズン」。クォーツ式懐中時計が多いため、精度を気にされる方におすすめのブランド。また当店取り扱いブランドの中で唯一、ソーラー電波懐中時計があるのも魅力です。

 日本時計の3本の指に入るブランド「シチズン(CITIZEN)」。シンプルなフェイスと確かな技術をモットーとするシチズン懐中時計です。昭和2年の秋のこと。名古屋の旧陸軍の偕行社での晩餐会で、昭和天皇を囲みコーヒーを楽しみながら歓談中、たまたま昼の視察先が愛知の時計工場だったこともあってか"国産の 時計は正確か"という話題になりました。1人の紳士が当時流行の金側時計を取り出し、「陛下、これは外国製でございますが、まことによく合います。日本製のものはどうも不正確で、まだまだ到底、外国製には及びません」といささか得意気に申し上げたところ、陛下は無造作にズボンの右ポケットから懐中時計を取り出され、「わたしのこの時計は、12円 50銭の国産品だけれども、とてもよく合うよ」といかにも嬉しそうにその紳士に示されました。銀色ににぶく光るその懐中時計は、当時、創業後わずか5年にも満たなかった「尚工舎(現シチズン)」が作った初めての時計「CITIZEN(16型懐中時計)」でした。そして、その時計は官費購入品ではなく、名侍従とうたわれた木下道雄氏が東宮侍従の頃、京橋の「山崎時計店」で2個購入され、1個を私用に、1個を陛下に謹呈されたものでした。

ラポート(RAPPORT)

 懐中時計スタンドメーカーとして誕生したイギリスのブランド「ラポート」。クォーツ式から機械式、色違いモデルなど様々なモデルが揃います。また、他ブランドに比べ機械式モデルがリーズナブルなのも魅力。まずは雰囲気を味わいたい方に人気です。

 1898年、やる気に満ち溢れた20歳の若者が、ロンドンのブラック・イーグル・ティー・ストアで父が行っていた家業を辞し、カーディフ・セントラル駅に降り立ちました。モーリス・A・ラポートはこのとき、カーディフへ持ち込んだ事業が、やがて世界中の人々にその名を知られる時計メーカーへと成長し、その製品が世界中の家庭で美しく飾られるまでになろうとは思いもよらなかったでしょう。四世代を経て、事業は今なお有限会社の形態を取り続け、創業者が掲げた革新性、高品質、行き届いたサービスの方針を守り続けています。当社はこれまでも常に、高品質を心がけながら洗練されたスタイルを追求してきました。各種オリジナルクロックをはじめ、高級砂時計、ウオッチコレクションボックス等、内でもポケットウオッチスタンドは100年以上の歴史があり、大切に保管されるポケットウオッチにとって理想的なアクセサリーとなっておりす。

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