ジャガールクルトの腕時計の歴史について
*写真はイメージ画像です。
腕時計ブランド、「ジャガールクルト(JAEGER LECOULTRE)」の創業は1833年、アントワーヌ・ルクルトが興したアトリエがルーツです。このアトリエでは時計製造だけでなく、製造技術を向上させる為の様々な革新的発明がなされており、中でも1844年、世界で最も正確なミクロン単位の測定器であるミリオノメーターの発明と、1847年の巻上げと時計のセッティングに鍵を必要としないシステムの開発が代表的なものです。
上記に発明により、より正確な時計部品の製造が可能となり、また、新しい工具を操る蒸気駆動の装置を導入したことによって、アントワーヌは、ハイレベル&効率的な生産システムを構築し、以後1900年までに約350種類以上のムーブメントを作り上げました。その内128種類はクロノグラフ機能、99種類はリピーター 機能を搭載した、非常に複雑なものだったようです。 また、1902年から約30年に渡り、かの世界最高峰メーカーであるパテックフィリップのムーブメントの大半を製造するまでに成長しました。
ジャガールクルト:1000時間コントロールテスト
ジャガールクルトを語る上で無くてはならないのが、「1000時間コントロールテスト」です。1992年、自社時計の信頼性と、精度に新たな基準を確立することを目的としたジャガールクルトは、スイス公式クロノメーター規格よりも厳しい、1000時間に及ぶ厳格な6つの検査を課しました。実はこの過程で誕生したのが、ジャガールクルトの人気時計「マスター・コントロール」シリーズなのです。裏蓋に「Master Control 1000 hours」と誇らしげな刻印があるのが、テストを経た証拠となっており、この1000時間コントロールテストは、現在マスターシリーズの他、Cal.101とアトモスを除く他シリーズにも水平展開されています。
ジャガールクルト:レベルソシリーズ
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他にはケースが反転し、時計のガラスを保護できる独特の仕組みを持った腕時計、レベルソシリーズが有名ですが、ジャガールクルトは、どの時計のデザインにも“まじめさ”、つまり“普遍性”が備わっています。俗っぽく表現すると『渋い』時計ですので、日本人に受け入れやすい形なのでしょう、日本の有名人にも愛好家が多くいらっしゃるようで、バナナマンの日村勇紀さん、アニメ映画監督の宮崎駿さん、嵐の櫻井翔さん、笑福亭鶴瓶さんもこちらの腕時計愛用しているのだそうです。
150年以上の長きに渡り、その情熱とこだわりの集大成ともいうべき、自社一貫製造を続けてきたジャガールクルト。その極めて複雑な造りに目がいきがちですが、超薄型の腕時計も開発するなど、新しい挑戦に尽きがありません。
ジャガールクルトの腕時計は、東京・日本橋三越本店、公式サイトのEブティックほか、全国の正規取扱店で見ることができますので、お近くに御寄りの際、ぜひご覧になってみてください。こちら買取本舗ではジャガールクルトの時計を高額査定・買取いたします。 お手持ちのジャガールクルトの時計をご来店・宅配・出張にて無料査定!
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2017年07月29日